Flash for iPhone勉強会

FlashCS5 からiPhone向けのアプリケーションをパブリッシュできるようになります。ですがまだプレリリースしか出ていない状態なので、情報が少ないです。またブログなどに情報を公開するのもまだダメなようです。

そこで、プレリリースプログラムに参加しているメンバー同士なら情報交換しても良いでしょ、という会に参加してきました。残念ながら詳細をまだ書くことが出来ないので、どの辺が特徴的だとか、上手く動かす方法などをお伝えできるのはもう少し先になるかと思います。

昨日の会で一般的な話もいくつか出たので、その辺りを書いておきたいと思います。

1 Flashで作るならどんなiPhoneアプリが良さそうか?

  • InterfaceBuilderで画面作成できない(しない)ので、デフォルトで用意されているTableViewなどが使えないです。自前でTableViewを作るのは大変なので、独自のUIをもつものが良さそうだという話になりました。ただゲームなどでメモリを沢山使うようなものだと、メモリ解放のタイミングをとれないのでもしかしたら厳しいかも、とい話もでました。

2 iPhoneアプリってどんなのが売れるのか?(「iPhoneアプリ成功の法則」をよみながら)

IPHONEアプリ成功の法則

IPHONEアプリ成功の法則

  • 書籍の中にアプリをプランニングするときの話が載っています。これから作ろうとしているアプリがもしあったら、どんなことが想像できるか、これを考えることで売れそうなのか、必要性はどうか、などを検討することが出来ます。
  • 参加者の@inoueakira さんのお兄さんがあの有名な地下鉄のアプリ「JapanSubwayRouteMap」をリリースされているそうです!お兄さんは基本的にプランニングとデザインを担当し、プログラミングはその都度いろいろな方とくんで作成されているそうです。んーすごい。ほかにも時報のアプリ「Time Signal」を最近出されたとか。地下鉄の方は常に「旅行」カテゴリでランキング上位なので、売れ行きは好調な様です。

3 iTunesを経由しないでiPhoneの中のアプリ一覧をみるには?

  • これは私が知らなかっただけだとは思いますが、メモしておきます。「iPhone構成ユーリティ」というものがあります。AppleのDeveloperCenterに行って、SDKがダウンロード出来るページの下の方に「Other Downloads」->「iPhone Configuration Utility」へのリンクがありますので、ここから行けます。

 これが何に使えるかは詳細が報告できるようになってからということで。。

Flash開発者がiPhoneのアプリを作るようになったら、さらに面白くていいアプリが増えそうなので、とても楽しみです。とくにFlash開発者はアニメーションなどにこだわって作成してくることが予測されるので、iPhoneの動作にマッチしたらよりよいUIが作られるようになるのではないでしょうか。

逆にAppleガイドラインにそわないものも出てきてしまう可能性があり、その辺りをうまくチェックできるような方法があれば、iPhoneアプリの品質は上がって行くのではないかと思いました。その前にリジェクとされちゃうかもね、という話もありましたが。

とにかくCS5の正式リリースが楽しみでなりません。楽しいアプリが増えたら(自分でも作れたら)いいなあと思います。